ヨガ健康法

予防医学

5,000年も6,000年も前から続けられ、予防医学として最高の健康法といわれたヨガは
ホリスティック(全体的に人間まるごと扱う姿勢)です。
自分の体と心のありかたを見つけて、体(姿勢)、呼吸(エネルギー)、心(気持ちの持ち方)
宇宙の法則(陰陽)などを学ぶことにより自分を磨き家族の健康を守ることができます。

はずみをつけずなめらかに

無理のない滑らかな動きの中で、順をおってほぐしていかなければ危険をともないます。
全身のしなやかさとバランス、持続力を重視してなるべく負担をかけずにおこなう運動です。
力任せに勢いをつけておこなう動作はありません。
無理なく痛みのない範囲で、しかし着実に少しずつ動く範囲を広げていきましょう。

呼吸

呼吸は肉体と心をつなぐ架け橋である神経を支配しています。
ヨガの動きは常にゆったりとした深い呼吸とともにおこなわれ、そのために身体と心に同時に
働きかけるのです。
ヨガでは吸う息と吐く息のバランスを組み合わせて自律神経をコントロールします。
ポイントは3つです。
    ①腹式呼吸
    ②長く吐く
    ③鼻で吸う

小さな動きを大切に

どんな精密機械よりデリケートに、絶妙なバランスを保っている体のしくみ。
ヨガではこの体本来の力を引き出します。
指先の向き、視線、無意識の緊張など、これまで気にとめたことのないことをも大切に
意識の光をあてていきます。

競わない

いまの自分の体と心にいつも「どんな感じ?」と尋ねながら、ほかの誰かや昔の自分と比べないように、自分のヨガをしましょう。
もしどこかに不調や痛みを感じられたら、すぐに指導者に伝えて下さい。体質や能力、骨格には個人差があります。
自分の体に聞いて、楽しい気分でゆっくりと動きましょう。


ヨガの効果

腰痛や肩こりの原因といわれる体のゆがみの解消に役立ちます
血液の循環を促進させ、冷えを解消します
深いリラックス効果があります